RTmetricsBIQQ導入実績
株式会社イーウェル様
会員属性とアクセスログの
統合分析で契約企業の要望に即応、
ランニングコストも60%ダウン
導入前の課題
- ●契約企業の要望に沿った自由な分析ができない
- ●従量課金型のツールで、ランニングコストが増大
- ●解析スピードが遅く、レポートは月次単位
導入後の効果
- ●基幹データとの連携で営業活動に有効なレポートが作れる
- ●マーケティング部門に依頼せず自分でデータ取得や分析が可能
- ●ランニングコスト60%ダウン
株式会社イーウェルは、宿泊サービスや健康・育児・介護などの日常生活サービスを会員優待料金で提供する福利厚生パッケージプラン「WELBOX」をはじめ、選択型福利厚生制度「カフェテリアプラン」、健診業務を一括代行する「健康支援サービス」や財形・持株会の運営を代行する「BPOサービス」、保養所の運営代行「リフレッツ」など、様々なサービスを提供しています。豊富な導入実績で培ったコンサルティング力、システムカスタマイズ力を駆使して、クライアントごとのニーズにマッチしたサービスの提案・構築を行っています。これらのサービスは業界を問わず多くの企業で導入されており、300万名を越える会員(契約企業の従業員など)が利用しています。
「WELBOX」は国内23,000以上の宿泊施設や、4,000以上の日常生活メニュー(レジャー・エンタメ・自己開発・健康・介護など)を会員優待料金で利用できる福利厚生サービスです。この「WELBOX」のメニューは、Webサイトや電話・FAXから申し込むことができますが、利用の95%がWebサイトからの申込みであり、Webの比重が大きくなっています。
契約企業やサプライヤへの営業活動に欠かせないデータ報告
契約企業への営業活動として、会員のメニュー利用状況やアクセス状況など、様々な報告を定期的に実施しています。傾向の変化や、新機能・新サービスへのレスポンスを見ながら、契約企業人事部門のニーズに沿った分析レポートを作成し、データに基づいた施策で利用の促進を図っています。効果的なレポートを作成するには、契約タイプ別、会員属性別、サービス別、利用メニュー別など様々な切り口でデータを取る必要があります。またWebサイトのアクセスログとメニュー、利用状況・ポイント利用状況などの会員情報を関連づけて集計する必要性も感じています。
一方、宿泊施設やメニューの提供元であるサプライヤには、広告効果の測定や利用者属性の傾向をフィードバックすることで、サービスの充実を図っています。
従来ツールはランニングコストが増大、操作も難しく活用が限定される。
これまでアクセス解析はログ型のツールを利用していたため、データ取得に時間がかかり、スピーディな分析ができませんでした。また、従量課金制のため、利用者数の増加に伴いランニングコストが予算を圧迫するようになってきました。導線分析などユーザーの動きを掘り下げた分析にも課題があり、コストが高い割には活用しきれていませんでした。また、アクセスログ以外の会員情報や申込情報は、業務システムからExcelやAccessのデータを出力し、手作業でアクセスログと結合しながらレポートを作成していました。各部門でデータが必要な場合は、マーケティング部門へ依頼しなければならず、依頼する側・作業をする側双方に時間がかっていました。そのため、月1回定期レポートを作成するのが限度で、新しい視点で深堀りしたり、多様なニーズに対応した分析までは手がまわらない状況でした。
この状況を打破すべく、2011年にBIツール 「QlikView」を導入、2013年に「BIQQ」を導入。これにより、全社ツールの一元化・作業工数の削減・PDCAの速度改善など大きな効果が表れています。大量データを用いた複雑な絞り込みやクロス集計もストレスなく利用でき、何より各部門が直接操作できるようになったことで、全社のデータに基づく活動を大きく促進しています。
「新しいアクセス解析ツールの導入は、以下の4点に重点を置いて検討しました。」とサービス企画本部 西田氏は言います。
- 操作性が高く、ユーザー部門にも公開可能
- 会員情報や利用実績など業務データと連携可能
- 大量データの集計に耐えられる処理スピード
- ランニングコストの削減
「2013年にBIQQの採用が決定したのは、アクセス情報を含めた全てのデータを一括して分析する事などあらゆる要件が満たされたからです。」とサービス企画本部 副本部長の小野氏は語ります。
基幹システムと連携した複雑な分析がスピーディにできる
サービス向上のためには、会員の利用実態を細かく分析し、必要に応じた施策を打ち、新たなニーズを発掘していくことが不可欠です。Webアクセスログは、会員の関心度を測るだけでなく、多様化する個人のライフスタイルに合わせたOne to Oneサービスの開発にも欠かせません。Webアクセスログと会員情報・利用情報・サービスメニューを統合した分析をスピーディに実施できる体制を整えることで、より詳細なサービス分析や顧客分析が可能となります。
BIQQは、要素が複雑なクロス分析も簡単に行えます。これまでは難しかった契約企業ごとの個別施策の効果測定も容易に行えるようになり、営業部門・販促部門でも好評です。また、レポートの質と回数が向上したことで、アクセス数値に興味を持つ人が増え、社内に良い影響が出ています。
「BIQQ」は、リアルタイムにWebアクセスログを取得し、BIツール「QlikView」にデータ連携します。直感的でスピーディな操作が可能になり、アクセスログと基幹情報を連携した分析も容易になりました。アクセスログと「商品情報」「購買情報」「会員情報」「ログイン情報」等のデータとの連携が強化され、より効果的な分析が進められます。
「良質なデータが簡単に取得できることで、プロモーション効果の測定や休眠会員の活性化など、迅速に施策を実施・改善し、より良い福利厚生サービスの提供を推進します。」と小野氏は今後の展望についても意欲的です。
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サービス企画本部
副本部長尾野 陽弘氏
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企画部
マーケティンググループ
グループリーダー児玉 洋一氏
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サービス企画本部
企画部
マーケティンググループ西田 一貴氏
株式会社イーウェル様
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URL
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資本金
499,992,500円
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従業員数
734名(平成26年4月現在)
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株主
東急不動産株式会社、住友商事株式会社、株式会社豊通シスコム
事業内容
イーウェル(2000年設立)は、企業・団体の福利厚生に関する業務代行サービスの提供及びそれに伴うコンサルティングで、企業経営を支えています。これからも、幅広い分野のサービス通じて、「しあわせ」で「安心」できる暮らしをサポートし、企業・社会の活性化に貢献して参ります。