方式別構成例
20年以上売れているWebアクセス解析ソフトウェアのロングセラー
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■Beacon Collector(ビーコンコレクタ)はビーコンを使ってデータ収集を行う際に利用頂くモジュールです。収集したビーコンデータはRTmetricsの設定に沿ってリアルタイムに加工し、Collector(コレクタ)に転送します。
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■Collector(コレクタ)はミラーポートに接続しパケットを収集します。収集したデータを設定に沿って加工し、Data Manager(データマネージャー)にリアルタイムに転送します。BC経由、Packet Forwarding Agent(後述)経由のデータも、同様の処理を行います。
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■Data Manager(データマネージャー)は受け取ったデータを設定に従って加工し、時間単位のサマリデータをDBに蓄積します。データサイズが小さく、必要とする情報を効率的に集計・分析する用途に適しています。データはリアルタイムに閲覧が可能です。
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■Advanced analytic(アドバンスドアナリティック)はサイトの訪問者別の時系列の行動ログをそのまま蓄積します。行動ログに収集した情報を付加情報としてラベリングできるため、例えば、会員IDを抽出し、行動ログに紐づけ外部システムに連携するなどの用途にも適しています。
※AMはオプションデータベースになります。 詳しく見る
RTmetrics モジュール構成
packet Forwarding Agentの仕組み
各PFAで収集したWebサーバの通信データはCLサーバに転送されます。CLサーバ以降のデータ処理は、RTmetricsの標準仕様と同様となります。RTmetricsの管理画面に実装されているデータ加工用のマッピング設定を反映したアクセス解析データが生成され、各DBに蓄積されます。
データ収集方式別の特徴
ビーコンタグ | パケットキャプチャ | サーバログ |
---|---|---|
小規模であればはじめやすい サーバリクエストがない動作もデータ補足が可能 |
HTMLソースを編集する必要がない クローラーのアクセスやHTTPヘッダなど、ビーコンでの補足が難しいデータ収集に向いている 設置後のメンテナンス性が高い データ収集はWebコンテンツの改変の影響を受けづらい |
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リアルタイムに集計できる 大量データの処理に向いている クラウド環境にも導入できる |
過去データの遡りが可能 ログの取り込み直しによる、解析のやり直しができる |
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対象サイトが増えるとタグの管理負荷が重くなる | サーバリクエストのない動作は補足できない | |
SaaSによる利用が前提 データそのものの権利について確認が必要 社内サイトや閉域網内のデータ収集には適さない ※ただし、RTmetricsのタグはオンプレミスのため、上記には該当しない |
導入にはシステムやネットワークの知識を要する |
生ログを元データとして処理するため、 解析結果はログに含まれる情報量に依存する。 ログの取り込み後に解析データが生成されるため、リアルタイム性にかける |
方式別の機能比較および制約条件
内容 | パケットキャプチャ | タグ | ログ |
---|---|---|---|
HTTP通信内のヘッダーやボディの情報取得 | ◎ | × | × |
クライアントへの依存性がない | ◎ | × | ◎ |
ページのリロードや戻るボタンのカウントができる (ブラウザのキャッシュが使用される場合) |
× | ◎ | × |
Webコンテンツへの対応が必要 | × | ◎ | × |
ITP2.1以降の影響を受けない(※1) | ◎ | × | ◎ |
異なるドメイン間の遷移を同一セッションとして記録できる |
○ (IPアドレス+UAなら捕捉可能) |
△ (ITPの影響でできない) |
○ (IPアドレス+UAなら捕捉可能) |
HTTP/2のデータを記録できる(※2) | × | ◎ | ◎ |
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